雇用契約書:ロイヤル フィリップス エレクトロニクスのF.A. van Houten社長

ロイヤル フィリップス エレクトロニクスとF.A. van Houten(社長)の雇用契約書。
締結日:2011年3月31日
期間:4年間(期間満了の6カ月前まで株主総会で更新可能)
定年:62.5歳
年収:1,100,000ユーロ(+インセンティブ、社有車、交際費29,040ユーロ/年等)
有給休暇:25日/年 さらに読む

ライセンス契約のNet Sales Price/Net Sales Amountの意味とは?

英文のライセンス契約書によくみられるNet Sales PriceやNet Sales Amount等は日本語では正味販売額・正味販売売上高等と呼ばれるのだが、基本的に与えられたライセンス(例:技術やノウハウ)を使用して、作ったもの、又は付加価値を付けたものの第三者への純売上高を指している。 さらに読む

モバイル課金システムを上場企業が取得する際の英文売買契約書

概要:ケータイ電話によるクレジットカード・デビットカードの課金システムの売買契約書。
買主:Sovereign Wealth Corporation
売主:eAccounts, Inc.
売買対価:買主(Sovereign Wealth Corporation)の普通株式10,000,000株 さらに読む

グループ会社間のライセンス契約(PROPELL TECHNOLOGIES GROUP, INC)

アメリカの親会社と子会社間のライセンス契約の例。
ライセンサー:NOVAS ENERGY GROUP LIMITED
(現在PROPELL TECHNOLOGIES GROUP, INC、SICコード:3470)
ライセンシー:NOVAS ENERGY (USA) INC.(子会社) さらに読む

英文契約書の「WHEREAS」条項とは?

英文契約書の頭によく見られるWhereas Clause(Whereas条項)は取引の背景、両当事者の主な事業内容および当契約の目的や動機等を記載する条項です。

Whereas(条項)というのは英米法での契約書特有の古い様式です。Whereasを使用するとRecitalsはWitnessethとするのが正式になります。Recitalsとすると後はWhereasを入れずに箇条書きにしても問題ありません。でも、最近は、RecitalsやWhereasもなく、そのまま背景を箇条書きにしたり、背景情報を記さずに本文から始まるものもアメリカでは多く見られます。 さらに読む

投資ファンドがM&Aの際に使用した守秘義務契約


今回の契約サンプルはM&A案件のデューデリで使用される守秘義務契約。英語ではConfidentiality AgreementかNon-Disclosure Agreement等と呼ばれる。
契約概要:GTCR Golden Rauner IIというエクイティ投資ファンドがProtection One, Inc.という上場企業(警備会社)の買収(全株式取得、契約内では「Transaction」)を検討している。当検討に当たって、開示される内部情報(契約内では「Evaluation Material」)に関して守秘義務を負うという契約。 さらに読む

ブラックベリー社を買収する意向のレター・オブ・インテント

書類概要:カナダのスマートフォンメーカー「ブラックベリー社」を買収する意向を表すレター・オブ・インテント(Letter of Intent (LOIと略す))。M&A案件の交渉段階ではこのような事前合意書・覚書がよく取り交わされる。
相手方: Fairfax Financial Holdings Ltd. (ブラックベリー社大株主)
買収額:47億米ドル($9.00/株)
このディールが実行となれば、ブラックベリー社が全株式取得により上場廃止となる。 さらに読む